パソコンを購入する時に一番重要になるパーツのであるCPU。
一番有名なのはインテルの「Core i」シリーズだと思いますが、作っている時期によって実は性能が違うのはご存じでしょうか?
このページではCPUについての勘違いや実際にゲーミングPCを購入する時にどの程度の性能のCPUを選択するのが良いのかを解説します。
CPUとは?
日本語で訳すと「中央演算処理装置」と呼ばれるもので、パソコンの一番重要なパーツです。
どんなPCにも必要なものですが、PCの用途などによって必要な性能が変わってきます。
型番を見て世代を見極めよう
冒頭でお話しした内容なのですが例えばインテルのCPUで性能が高いのは「intel core i7」だと言うと、実は少し違います。
どういう事かというとCPUには作られた時期によって世代というものがあり、例えば最新の14世代に作られたものは「intel core i7-14700」で8世代に作られたCPUは「intel core i7-8700」となります。
このように同じ「intel core i7」でも当然後に作られたものの方が性能が高くなります。
intelのCore iシリーズ
インテルのCPUもいろいろ種類があるのですが、とりあえず覚えておけばいいのは「Core i」シリーズでしょう。
「i9、i7、i5、i3」と基本的に数字が大きいほど性能の高いものとなっています。
世代の見方は例えば「intel core i7-12700」だとすると後ろの「12700」というのが型番で千番台から先が世代の番号になっています。(百番台よりしたは見なくても良い)
つまりこのCPUは第12世代の「core i7」だと分かります。
末尾に付いているアルファベットのFについて
CPUの型式の末尾にアルファベットでFと書いているタイプの物があります。
例えば「intel core i7-12700F」のように「F」が付いているモデルは内蔵グラフィックが付いていないのでPCにグラフィックボードを搭載しないと使えないモデルになっているので購入する時は注意しましょう。
AMDのRyzenシリーズ
次に紹介する「AMD」というメーカーの「Ryzen」シリーズは「core i」シリーズと並ぶ高性能CPUが有名です。。
Ryzenのグレードも「9、7、5」と数字が大きい方が性能が高いですが、世代の見方が少し複雑で分かりにくいですが、基本的に新しいものほど番号が大きいのは一緒です。
これに関してはかなり複雑なので、欲しいPCのCPUがRyzenの場合はインテルのCPUとベンチマークの結果を比べて購入するのが良いと思います。(後ほどベンチマークについても紹介します。)
CPUの選び方は?
結局どの程度のCPUを選ぶのが良いのかと言うと、ゲームが快適に出来る性能があるものを選ぶのが良いです。
下のグラフに話題のPCゲーム毎のCPUの推奨スペックを表記します
ゲームタイトル | 推奨スペック | 補足 |
Alan Wake 2 | AMD Ryzen 7 3700X | Core i5-12600程度 |
鉄拳8 | Intel Core i7-7700K | |
VALORANT | Intel Core i3-4150 | ハイエンドスペックの場合は Intel Core i5-9400 |
Apex Legends | Intel i5 3570T |
「Alan Wake 2」や「鉄拳8」はPS5対応の最新ゲームの為、必要スペックは高めになっていますが、将来性を考えるとCPUは「Core i5-12600」以上の物をおススメします。
CPU性能比較方法(ベンチマークとは?)
ではここからは実際に購入する時のCPUの調べ方ですが、例えば購入を検討しているPCのスペックに下記のように書かれています。
PCスペック:CPU Ryzen5 5500
これはインテルのCPUで言うと、どのグレードでしょうか?
基本的にCPUの性能はベンチマークを使い図ります。自分で調べなくても「CPU 性能比較」などで調べるとCPU性能を比較しているサイトがあるので、そちらを参考に選ぶのが良いと思います。
ベンチマークとはパソコンで共通のソフトウェアを実行させ、数値化したものです。
CPU同士の性能の比較などに役立ちます。
まとめ
CPUは世代やグレードなど同じメーカーの物でも細かく型式が分けられている為選ぶのは難しいですが、ある程度の知識があればPC選びに役立ちます。
CPUとグラフィックボードの選定がゲーミングPC選びの半分以上を占めている要素なので頑張って覚えましょう。(グラフィックボードについては別ページで紹介します。)
その他パソコンパーツについてはこちらのページをご参考下さい
→PCパーツ解説はこちら
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